「絵を描いたり、物を作ることが好きですか」という問いかけにほとんどの子供達はイエスと答えるでしょう。おもちゃやテレビゲームなどなくても、何かを考えて遊びを作り出していきますし、紙とえんぴつを与えると好きに絵を描いていきます。
しかし、昨今の学校教育では、芸術の時間が削られ全般に軽んじられている感があります。受験に必要な勉学のみを重視した傾向は、子供達の伸びる力を大きく削っているように思われます。
子供の頃から芸術的センスを培うことで、柔軟な脳の働きを養います。この柔軟な脳の働きこそ、社会人になって必要になる企画力、発想力の源になると考えます。
抑圧された時代の今、子供達のはじける新しいルネサンスの息吹が必要です。
私たちは、子供達に作る喜び、想像する喜び、発想する喜び「子供ルネサンス」を提案したいと考えています。
アートクラブ 子供のちから
船本礼子