- 離れて眺める近くで触れる。もう一度離れて眺める。
花を描くときには、離れて全体の雰囲気を感じます。次に手を触れ感触を感じます。もう一度離れて全体を見ます。花の気持ちが伝わるような気がします。
- 木の葉がそよぐ、風が見える
- 雲や風そして光が演出する風景
- 高い山はより高く、広い平野はより広く
- 心を研ぎ澄まし感じよう
- 時間を決めるより、場所を決める
- 印象を忘れないように
ほほに当る風の強さを忘れるな。光の強さを忘れるな。高さを、広さを大きさを、何よりも、感動した心を忘れないようにします。
- 私の風景の中には鳥も動物もいる
- 影を探してみよう
日陰を探すように、雲の陰・木の陰・家の影・人の影・草の陰・山の陰を探しましょう。光の強さが分かります。
・観光バスの目の高さ
観光バスの座席の位置は好きな目の高さです。
- 落ち葉を踏みしめる音を聞きながら
木枯らしが吹いた後、落ち葉の吹き溜まりを探しながら歩きます。踏み締めた時のあの音がたまらなく好きです。
- 色を変える・筆を変える・スピードを変える
どうしても、雰囲気が出ないときがあります。そんな時はあれこれ考えないで、色を変える、筆を変える、筆のスピードを変えます。そうすると、雰囲気が出るものです。何かに行き詰った時は違ったこと、物を足すことで変わるかもしれません。
- 夕日を楽しむ
旅に出たときは、少し早めに宿に入り近くを散策しながら夕日を楽しみます。色の組み合わせ、コントラスト、光の流れ、影絵のような世界を楽しみます。
- 現実の色に捉われないで
これが難しい、どうしても目に映る色にこだわってしまう。これを克服するため、私は、海外スケッチに出かけることにしました。それぞれの国により、その国の雰囲気を出すのに色を変えないと感じがでません。黄色、赤、オレンジ、などが使えるようになりました。
