遊びも教育もバーチャル化が進む昨今、子供達の内なる力が弱められているのを感じます。
私は1975年から20年間子供達の為に絵画教室を開いていましたが、神戸の震災 をきっかけに教室を閉鎖しました。その20年余りに、どうすれば子供たちが心を開き、絵を描き、手を動かし、頭を働かせ、内なる力を育み「ものづくり」が 出来るかを考え、他にはないユニークなカリキュラムを組んで活動していました。
子供達の絵画教室を閉鎖後十数年が経ち、教室に通っていた子供達が親になり、自分 の子供達の為に再開を願う声や、そのカリキュラムを惜しむ声が寄せられるようになりました。私の子供達への思いと重なり、今また新たにカリキュラムを組み 直し、子供達の内なる力を育てることに意欲を注ぎたいと考えています。